Motorola Japan
検索
Motorola Japan
モトローラについて placeholder 製品&サービス placeholder 採用情報  
 
 

 
モトローラ・ラボ、NED(ナノ・エミッシブ・ディスプレイ)方式による業界初のフラットパネル・ディスプレイの試作品を発表
 

カーボン・ナノチューブ技術を駆使してフラットパネル・ディスプレイ業界の革新を狙う



イリノイ州シャンバーグ発―2005年5月9日 米モトローラ(NYSE: MOT)の先端研究部門であるモトローラ・ラボ(Motorola Labs)は本日、独自のカーボン・ナノチューブ(CNT)技術をベースにした実用レベルの5インチ型カラー・ビデオ・ディスプレイの試作品を発表しました。CNT技術は現行品に比べて画質が優れ、長寿命・低コストの大型フラットパネル・ディスプレイを実現できる画期的技術です。厚さが1インチ(約2.54cm)未満の大画面高品位テレビ(HDTV)向けに最適化されたこの業界初となる5インチ型のNED方式ディスプレイの試作品は、CNTの特長を利用してフラットパネル・ディスプレイの設計・製造を根本的に変化させるものです。

このフラットパネル・ディスプレイの開発を可能にしたのは、モトローラ・ラボのNED(ナノ・エミッシブ・ディスプレイ)テクノロジーです。NEDテクノロジーは、CNTをガラス基板上に直接成長させ、電子の放出を効果的に行える電力効率の高い設計を可能にする、拡張性に優れたCNT成長方式です。この経済性の高い工程と設計により、モトローラは、高輝度で均一性と色純度に優れた長寿命のNED方式フラットパネル・ディスプレイを実現できる可能性を示しました。

モトローラのテクノロジー・インキュベーション/事業化担当バイス・プレジデントのジム・オコナー(Jim O'Connor)は、次のように述べています。「CNTとフラットパネル・ディスプレイで15年以上の経験と160件の特許を持つ当社は、次世代の大型フラットパネル・ディスプレイで驚異的なビジュアル経験を現行価格のわずか数分の一で実現可能なテクノロジーを開発しました。今後はディスプレイ・メーカーと連携し、各社がこのテクノロジーをさらに発展させ、商品化されたソリューションを開発できるよう取り組んでいきます。」

フラットパネル・ディスプレイ専門の有力市場調査・コンサルティング会社DisplaySearch社の副社長兼最高財務責任者であるバリー・ヤング(Barry Young)氏は、次のように述べています。「モトローラのNED技術はフルカラー・ビデオを優れた応答速度で表示できています。しかも、当社が行った詳細なコスト・モデル分析によると、NED方式のパネルの製造コストは40型で1台あたり400ドルを切る可能性があると推定されます。」

モトローラ独自のCNT成長工程は、分子レベルでの高精度な材料の設計・操作が可能なことから、特定の特性を強化でき、フラットパネル・ディスプレイで高精細画像を実現できます。他社では有機ペーストを使ってCNTを陰極に塗布する方式を採用していますが、モトローラの直接成長方式で実証された電子放出性能は、これまでに他社の方式で達成された水準を上回っています。

調査会社iSuppli社のディスプレイ技術・戦略担当ディレクター、キンバリー・アレン(Kimberly Allen)氏は、次のように述べています。「モトローラはNEDテクノロジーが完全なビデオ表示性能を発揮できることを証明しました。ガラス基板上にCNTを直接成長させる方式は、ペースト/印刷方式に比べて優位性があると思われ、ディスプレイを大型化・高精細化できる可能性があります。」  モトローラのNEDディスプレイの試作品について モトローラが開発した業界初となる実用レベルの試作品についての実証内容は下記の通りです。

 •42インチHDTV(1280×720、16:9)の一部となる5インチの実用レベルのフルカラー・ビデオ・ディスプレイ
•高輝度・高画質
•標準的なCRT(ブラウン管)テレビ用燐光発光材料で高輝度かつ鮮明な色を表示
•ディスプレイ・パネルの厚さは3.3ミリメートル(約1/8インチ)
•低コストのディスプレイ駆動回路(LCD並みでプラズマを大幅に下回るコスト)
•CRT並みかCRTを上回るディスプレイ特性(高速応答性、広視野角、動作温度範囲)
 

モトローラのNEDディスプレイの性能についての詳細は、5月22~27日にボストンで開催されるSID(Society for Information Display)の第43回年次国際シンポジウム/セミナー/展示会でご紹介します。

 ビジネス・リスク NED(ナノ・エミッシブ・ディスプレイ)技術およびこの技術の機能に関する記載は、将来を展望した表明でありリスクと不確実性を伴っています。当社が所定の条件を満たすライセンシー(許諾先メーカー)を確保できるかどうか、また、ライセンシーが本技術を事業化し、市場の状況や消費者の需要に対応できるかどうかに関わる予見不能の事態、およびモトローラが証券取引委員会(SEC)に提出した書類に記載されているその他の要因により、実際の業績は将来を展望した記述とは著しく異なる可能性があります。
 モトローラ・ラボについて モトローラ・ラボは、モトローラの先端研究部門として、将来の製品や製品拡張に向け最先端技術に照準を当てた研究活動を行っています。また、当社はモトローラ・ラボで開発された技術を社外のお客様に対して積極的にライセンスしています。本プロジェクトは、事業化支援を目的とするモトローラの社内融資部門である「Early Stage Accelerator」から一部融資を受けています。

モトローラについて
モトローラは、ブロードバンド、組込み型システムおよびワイヤレス・ネットワークの全体にわたるシームレス・モビリティ製品/ソリューションを提供するコミュニケーションビジネスの世界的リーダーとして、Fortune 100にもその名を連ねています。シームレス・モビリティは、自宅や車内、職場、そしてその間のあらゆる場所で、いつでも、どこでも、必要な相手、もの、情報に届くことができることを意味しています。シームレス・モビリティは、様々な分野の技術を統合し、よりスマートで、高速で、経済的で、柔軟な通信を実現します。モトローラの2004年度の売上は313億ドルでした。詳細についてはwww.motorola.com/をご覧ください。

モトローラ、モトローラのロゴマークおよび ®表示が付された商標はモトローラの登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標です。©2005 モトローラ

Print 印刷用ページ
www.motorola.com     Terms of Use    Privacy Practices    お問い合わせ    メディアセンター
© Copyright 1994-2009 Motorola, Inc. All rights reserved.